画像を見てあなたは何を思いますか?ヨーロッパ難民問題【一部閲覧注意】 [海外NEWs]
ブダペスト(ハンガリー)の駅に集まるが、ゲートは閉鎖された。
出典 Zoltan Mathe/ AP通信
駅のゲートがやっと開かれ必死に乗り込む難民たち。
出典 Bernadett Szabo/ Reuters
駅が開かれたが、1つ以外全ての国境をまたぐ鉄道が政府によって止められた。
出典 Petr David Josek/ AP通信
出典 Laszlo Balogh/ Reuters
今、ヨーロッパで危機的状況にある難民問題の解決。
シリア、アフガニスタン、アフリカの貧困、紛争から死に物狂いでヨーロッパ各国へ入国しようと試みる多くの人たちがいる。
日本でもニュースでも大きく取り上げられるようになり、関心度が上がってきた。
しかし、現地での状況は悪くなるばかり。
それには、施設の収容数の限界や資金面の理由で
ヨーロッパ各国ギリギリで対応していることも知っておかなければいけない。
何もしていなかったり、ただ単に難民を排斥しているのではなく、
手を尽くしている上で、拡大する難民の数に対応しきれなくなっている。
2014年の1年間の難民の総数は約5,000万人にのぼり、
日本に人口の約半分である。
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海外の著名人や実業家も援助を始めた。
一方で、EUの大統領が、
”クリスチャンが多くを占めるヨーロッパで、多くのムスリムを受け入れるのは心配では?”
“全ての難民はドイツへ向かっている。私たちの仕事は彼らの登録だけ。”
などと発言し批判されている。
こちらの写真は、海を渡る難民のボートが転覆し、
打ち上げられた子供。
(閲覧注意)
出典 Reuters
まだ3歳の男の子で、兄(5歳)と母も死亡が確認された。
この写真は翌日のニュース、紙面で大きく取り上げられた。
1ヶ月前まで難民に批判的だったあるメディアが、
この写真を掲載し、”2人の小さな男の子、大きな悲劇”と報じた時には、
Twitterユーザーがその2つの異なる紙面、態度をツイートし批判した。
ヨーロッパ各国のリーダーも対策に追われ、
決めきれず国民投票を行うリーダーや、他国になすりつけるリーダー。
しかし、それでも向き合っている彼らの批判はできない。
日本は”移民”は受け入れていないが、”難民”は受け入れている。
だが現実は、”形だけ”であるとしか思えない。
2014年の受け入れ人数は”たった11人”。
そんな国の国民として、6,000万人と向き合っているヨーロッパ各国に対し、どうこう言える立場ではない。
もし、日本が島国ではなく、アジアではなく、
もし、隣接した他の国があったら、
もし、ヨーロッパの国のひとつだったら、
日本、安部さん、国民、私はなにができるでしょうか。
ヨーロッパ難民問題に関して、知れば知るほど無力さを感じます。
今知るべきニュースの1つとして取り上げました。
2015-09-04 06:00
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