【Facebook】殺人者と映る写真の削除を拒否。海外ニュース [海外NEWs]
いまや知らない人の方が少ない
SNSの1つであるFacebook。
その規約として、
本名、フルネームでの登録や、
一度登録したアカウントの解除ができないなどがある。
実際に1度登録したが、
パスワードを忘れてログインできなくなり
再度登録して、Facebook上に同一人物が2人、、、なんてことも
周りのユーザーにいるのではないでしょうか?
その規約によって苦しみを受ける人もいる。
愛する娘の命を元恋人に奪われた
Nick Gazzard(ニック・ガザード)さん一家だ。
美容室で働いていたニックさんの娘、
Hollie(ホーリー)さん(20)は、
約2年間交際していた元恋人に14回刺され死亡した。
ホーリーさん(20) 出典:BBC News
元恋人のAsher(アッシャー)には
終身刑の判決が下ったが、ガザードさん一家の悲しみが癒えることはない。
明るい性格で、人当たりの良いホーリーさんを
偲ぶ地域の人たちのおかげで、ニックさん一家も
娘の死を受け入れ前に進むことを決めた。
しかし、娘の思い出が詰まっている
Facebookのページを見てみると
そこに娘と写っているのは元恋人であり、
ホーリーさんを殺害したアッシャーであった。
ガザードさんはFacebookに理由を説明し
容疑者と写っている写真、9枚の削除を消すことを要請した。
しかし、Facebook側からの返事はガザードさんには冷酷なものだった。
”誰かの死後にその人のプロフィールを変更しることはできない。”
”私たちは誰かがなくなっても、そのアカウントをその時のありのままの状態で、プライバシーを守るようにしています。 ”
”悲しみを思い出させてしまう投稿でも、亡くなった方のプライバシーを守るようデザインされています。”
ようするに、亡くなった人の投稿や、アカウントに関しては
全く変更することはできないという規約なのだ。
あまりにも残された側に酷な返答だった。
ニックさんは娘の思い出に触れようとFacebookを閲覧したが、
その写真をみつけてからはFacebookを開くのをやめたという。
その後、ニックさんは9枚の写真を削除するために
署名活動をおこなった結果、11,000人以上の署名を集めることができた。
そしてようやくFacebook側が
娘さんと元恋人が映る写真を全て削除した。
”これで私たち家族や、娘の友達も気兼ねなく彼女の写真に触れることができる。”
と喜びの気持ちを述べた。
ニックさんは
協力してくれた家族や友人、署名に参加してくれた人へも
感謝の言葉を述べた。
また、”亡くなった人のプライバシーを守るというFacebookの規約には同意できる。”
と述べた上で、
規約を変えて欲しいとは言わないが、
今回のようにケースバイケースで対応してもらいたいと加えた。
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