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レビュー:ネット野郎が「坂の上の雲(一)」をよんで [BOOK]




こんにちは、まさ太郎です。




暇なときにやることといったら、
テレビ、ネットサーフィン、YouTube。




もっぱら本を読まない私が
司馬遼太郎さんの「坂の上の雲(一)」を
ひょんなことで読んでみることになった。




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というのも、
現在ルームシェアで
ネット環境、テレビが私の部屋にはないからだ。




素人の感想をのべると、





ややこしい。






が、3分の1読んだところで
完全にはまってしまった。





ややこしいというのは、
22歳の私には、明治時代の
日本の情勢を詳しくしらず、
なんとなくでしか知らなかったから。




(小、中学校でならったはずなのだが。)





また、登場人物の名前が難しい。





ふりがながなかったら
おそらく私には読めない。



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基本的な人物は
秋山兄弟(好古、真之)と正岡子規。






このメインとなる
キャラクターたちに絡む
人物たちも多く、誰が何をした人か
全て把握するのは私には到底むりだったので、
気にせず読み進めた。






「坂の上の雲」はドラマ化もされているが
見る機会がなかったので、今回はじめて
作品にふれたことになる。






ひさしぶりに
読書にのめりこんでしまった。






秋山兄弟と正岡子規の
子供時代から青年期までの流れを
事実にもとづいて描いているのが1巻だが、
その当時、今の私より年が下の少年の
考えかたや、生き方にかなり感化された。






田舎の出にもかかわらず、
目指すところが”1番”であったり、
自分の生きる道はこれでいいのか
といった葛藤にもおどろいた。






おどろいたというのは、
わたしが中学生のときに
これほどのことを考えただろうか
と思ったからである。





秋山好古に関しては
20代半ばで日本の行く先まで考え、
導こうとしている。





年が近いため、私自身と比較してしまう~ ~;


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また、日露戦争で好古の騎兵団が
最強と言われたロシアの”コサック兵団”を
うち負かす起因になった、ドイツ、フランス
での留学の経験。





無知な私には
いまさらであるが
この偉人たちのやってのけたことの
偉大さに驚愕した。






日本の医学がドイツから
ならったものだということは
知っていたが、そのドイツや
フランスへ兵を派遣し、
技術を学ばせていたことは
まるで知らなかった。





また、逆に欧州から
派遣された偉人によって
日本の戦いかたが変わったことも。






洋服なども、GHQが入ってきたあとに
普及したのだろうとおもっていた。






が、それ以前に
フランスやドイツから
少しずつ兵を通して入ってきていた
ことを初めてしった。





この本のおもしろさは、
登場人物のつながりもある。






本を開くまで
まさか、夏目漱石や福沢諭吉など
見覚えのある名前が出てくるとは
おもわなかった。





勉強にもなる本だった。





うれしいことに
2巻以降もあるので
暇があるときに読み進めたいと思う。





しろうとのただの感想でした。





それではこのへんで


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